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  • ryuji ito

「MVP擁するシクサーズにセルティックスが勝利し、カンファレンス・ファイナル進出」



ウエスタン・カンファレンス・セミファイナル


プレイオフ2回戦、イースタン・カンファレンス2位シードのボストン・セルティックス対同カンファレンス3位シードのフィラデルフィア・シクサーズのシリーズが行われました。

結果は第6戦の末、レイカーズがウォリアーズに勝利しました!

シリーズは最初の2戦、は1勝1敗とシリーズタイでシクサーズのホームでの試合でも1勝ずつでタイゲームのまま、シリーズは進みました。


第5戦でシクサーズがアウェーの中、セルティックスに勝利し、シリーズ突破に王手をかけ、ホームコートでの試合に臨みましたが、セルティックスのジェイソン・テイタムが終盤に大爆発を見せ、セルティックスが勝利しました。


運命の第7戦では両者譲らない戦いを見せていましたが、後半にセルティックスがエンジンをかけ、大きくリードし、そのリードを守り切ったセルティックスがカンファレンス・ファイナルに進出しました。


第7戦では、プレイオフでの第7戦の歴代最高である51得点をジェイソン・テイタムが記録し、歴史に残るシリーズとなりました。



NBA優勝するのはどのチーム?

  • 0%ナゲッツ

  • 0%サンズ

  • 0%ウォリアーズ

  • 0%レイカーズ



MVP擁するシクサーズ


今季、シクサーズはMVPを獲得したエンビードを擁しており、プレイオフでもNBAチャンピオンを目指しています。

また、アシスト王に輝いたジェームズ・ハーデンもシクサーズにおり、トバイアス・ハリスやタイリース・マクシー、P・J・タッカーなど優秀なロールプレイヤーが揃っています。

一回戦はネッツと対戦したシクサーズですが、シーズン途中から大きくチーム編成があり、若い未完成のチームにスイープしており、万全の態勢で2回戦に進んでいます。

ただ、エンビードが1回戦で負った怪我の影響でセルティックスのシリーズ1試合目を欠場すると発表されていました。

そのため、アウェーで臨む2戦はセルティックスが勝利し、セルティックスが優勢と考えられていました。


ただ、1試合目が始まるとハーデンが点取り屋モードになっており、45得点を記録し、アウェーで大きな勝利を収めました。

ただ、最終的にセルティックスにエンビードとハーデンを抑えられ、惜しくも敗戦する結果となりました。

この結果を受け、シクサーズは監督であるドッグ・リバースHCの解任を発表しました。

ハーデンについても古巣であるロケッツに戻るのではないかとオフシーズンの動きに注目が集まっています。


今季MVPを獲得したエンビードは来期こそはNBAチャンピオンを狙っています。

優勝するためにはエンビードを中心にシステムを構築し、そのシステムにあう優秀なロールプレイヤーでロスターを固める必要があります。

今季のナゲッツのようにいいメンバーを集めることができれば、優勝に近づくことができるでしょう。



テイタムの不調と大爆発


セルティックスは昨季、NBAファイナルまで進出し、惜しくもウォリアーズに敗れてしまったものの、今季は優勝するんじゃないかと多くの期待をされ今シーズンを迎えました。

昨季でも十分強かったセルティックスですが、今年はさらにマルコム・ブログドンを獲得し、さらに穴のないチームへと変化しました。ブログドンもシックスマン賞を獲得しています。セルティックスの強みは圧倒的な層の厚さにあります。

層が厚く、相手に合わせ、いろんな戦略を立てることができます。


シクサーズと対戦する際もエンビードにはダブルチームをし、ハーデンに対しては中を収縮することで外にパスを出させ、リズムに乗せないことを徹底しているのが見られました。

ただ、そんな戦略をもってしても、第7戦までもつれ込み、もしかしたらシリーズが終了していた可能性のある所まで追い込まれました。

その要因としてはWエースの一人、ジェイソン・テイタムの不調です。

第5戦までテイタムは思ったような活躍ができずに、シクサーズに大手をかけられてしまっていました。


絶対に勝利しないといけない第6戦についても、3クォーターまで得点が一桁と本来の実力が発揮できずに、シクサーズにリードされていました。

ですが、第4クォーター終盤、1本シュートを決めたのを皮切りに連続で3ポイントを決め、一気にシクサーズに10点差をつけ、勝利を収めました。

第7戦も51得点を記録し、シリーズでの不調をはねのける結果となりました。

カンファレンス・ファイナルでは1位シードのバックスをやぶり、勝ち上がってきたヒートと対戦します。


チーム力としても、スター選手の数でもセルティックスが有利で順当に行けば、ファイナル進出も見えてきますが、相手にはジミー・バトラーがいます。

バトラーを止めることができれば、セルティックスがファイナル進出する可能性は高くなりそうです。


まとめ

セルティックスはヒートと対戦します。

ヒートとは昨シーズンもプレイオフで対戦しており、その時は第7戦でセルティックスが勝利を収めています。

今年は去年の経験を得て、さらに進化したセルティックスになっています。

対するヒートも2020年にファイナルに進出しており、敗戦を経験しているチームです。

プレイオフ経験が豊富なチーム同士、どちらが勝つか予想がつきません。

第1シードに続き、第2シードにヒートが勝利してしまうのかも見所です。

最後まで接戦が予想されるシリーズですが、楽しみに見ていきたいです。



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