サンダー対クリッパーズ
日本時間3月23日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ対オクラホマシティ・サンダーの一戦が行われた。
ロサンゼルス・クリッパーズは3月23日時点で38勝34敗とウエスタン・カンファレンスの5位に位置付けている。
オクラホマシティ・サンダーは35勝36敗と同カンファレンスで9位につけている。
ウエスタン・カンファレンスが混戦している中でプレイオフ圏内のクリッパーズとプレイイン圏内のサンダーが対戦する重要な一戦となっている。
この試合に勝ったチームはよりプレイオフ進出に近づく試合となる。
前半は互角の戦い
まず、先制を取ったのはクリッパーズである。
ズバッツがゴール下で点を取ると、ウェストブルック、ポール・ジョージと立て続けに連続得点をしていく。
サンダーはついていこうとするもシュートが入らず、クリッパーズの勢いは止められない。
開始5分で15点差の17対4と大きくクリッパーズにリードを取られてしまう。
たまらずタイムアウトを取得したサンダーだったが、タイムアウト終了後は修正に成功した。
得意のDFから走るというプレーで逆転に成功し、その後は一進一退の展開となった。
クリッパーズはテレンス・マンの退場というアクシデントがあったものの、カワイレナード、ポール・ジョージを中心に得点を重ねていく。
対するサンダーは若き絶対的エースのシャイ・ギリシャス・アレクサンダーを中心にアグレッシブなプレーで得点。
2クォーターの終盤にアイザイア・ジョーとジョシュ・ギディーの連続得点でサンダーが少しリードでハーフタイムになった。
残り20秒1点差
後半も一進一退の展開が続く中で、試合残り4分38分、思わぬアクシデントが発生した。
リバウンド争いの際にポール・ジョージの膝にルーゲンツ・ドートの足が当たり、着地に
失敗した。着地後、倒れこむポール・ジョージに試合は一時中断となった。
数分後、チームメイトに力を借りて起き上がり、ロッカールームへと下がっていった。
ポール・ジョージが抜けたクリッパーズは得点が止まり、その隙にサンダーのシャイに連続得点をされ、逆転を許してしまう。
101対100で迎えた試合終盤。クリッパーズのカワイ・レナードがリバウンドを取り、試合残り21秒でクリッパーズボールとなった。
クリッパーズはそのままチームのエース、レナードに託した。
対するサンダーはチーム一番のDF、ドートをマッチアップさせ、見事ドートが守り切り、サンダーが勝利した。
ポール・ジョージの怪我
ポール・ジョージは右ひざの捻挫で2週間~3週間の離脱となると発表があった。
レギュラーシーズンは残り9試合だが、欠場することが濃厚で、プレイオフ中の復帰については再検査などをふまえて判断となるとの情報だ。
ポール・ジョージは今季55試合に出場し、平均23.9得点、6.1リバウンド、5.1アシスト、1.5スティールを記録しており、クリッパーズの中心として、レナードがいない中、奮闘してきた。
レナードがいるが、セカンドオプションがいない状況はチームとして、もう一段階ステップアップが必要になってくるだろう。
日本時間24日にサンダーとの再戦がある。
レナードを中心に勝利を掴むことができるのか見どころである。
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