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ryuji ito

2023-2024年NBAシーズン開幕



昨シーズン、デンバー・ナゲッツ優勝で幕を閉じたNBAですが、長いオフシーズンを終え、ついに10月25日に開幕しました!

今年もオフシーズンに多くのトレードや契約情報が発表され、戦力図が大きく変わっているシーズンになります。ドラフトでも有望や選手が指名され、シーズンの開幕を待ち遠しい人は多くいたと思います。

そんな今年のNBAの見どころを本記事では紹介したいと思います!!




拮抗する優勝争い


今年のオフシーズンは優勝を狙うチームの動きが活発になり、その中でもスーパースターの動きに注目が集まりました。

昨シーズンはデンバー・ナゲッツが優勝しましたが、今年は優勝候補が絞れないシーズンになりそうです。

まず紹介するのが連覇を狙うデンバー・ナゲッツです。オフシーズンは特に大きな動きはないですが、戦力は大きく変わらず、ヨキッチを中心としたプレースタイルは圧倒的な強さです。昨年度優勝に大きく貢献したブルース・ブラウンが抜けてしまった穴をどれだけ埋められるかが鍵となります。


フェニックス・サンズは昨年度シーズン中にケビン・デュラントを獲得し、すでに今年の優勝候補に名前が挙がっていたサンズですが、今年のオフになんとチームの中心だったクリス・ポールを放出し、ウィザーズのブラッドリー・ビールを獲得しました!

また、サラリーの問題で選手層の薄さが課題となっていましたが、ミニマムでエリック・ゴードンや渡邊雄太と契約したことで隙の無いチームになりました。

さらにセンターのディアンドレ・エイトンを放出し、ブレイザーズのユセフ・ヌルキッチやバックスのグレイソン・アレンを獲得し、選手層が厚く、攻守のバランスの取れたスーパチームとなっています!


ミルウォーキー・バックスは2020年に悲願の優勝を果たしましたが、それ以来優勝からは遠ざかっているチームです。シーズン中はヤニス・アデトクンポを中心に圧倒的な強さを発揮しています。中心メンバーもここ数年は変わらず、優勝候補ではあったもののファイナルすらいけない状態が続いていました。

ただ、今年のオフで2020年の優勝に大きく貢献した攻守の要であるドリュー・ホリデーを放出し、ブレイザーズのスーパースターであるデイミアン・リラードを獲得しました。

この獲得により、ヤニスとリラードという最強のデュオを結成し、ヤニスは二度目、リラードは初優勝を目指します。


ボストン・セルティックスは昨年度もカンファレンス・ファイナルに進出したものの、ヒートに敗れ、ファイナル進出ができませんでした。

タレントは十分に揃っていましたが、優勝へのラストピースを獲得したいセルティックスはチームの心臓のような存在であったマーカス・スマートを放出し、ウィザーズのクリスタプス・ポルジンギスを獲得しました。また、リラードのトレードでブレイザーズにいたホリデーを獲得し、攻守にわたり隙の無いチームを結成しました。





スーパールーキー達の新人王争い


今年のドラフトではレブロン・ジェームズ以来の逸材と呼ばれるビクター・ウェンバンヤマがついにドラフトされました。224cmの体格で細いながらも外角のシュートを得意と

するプレイヤーです。ウイングスパンも8フットあり、攻守においてその圧倒的な存在感でゲームを支配します。スパーズに1位でドラフトされ、再建中のチームで名称ポポビッチの下でどれくらいインパクトを残せるか期待です。

3位で指名されたスクート・ヘンダーソンもウェンバンヤマと同様に2023年ドラフトの注目選手です。リラードを放出し、再建に入ったブレイザーズで指名され、サイモンズとのバックコードデュオで得点を量産できるか期待です。

また、昨年全体2位でサンダーに指名されたチェット・ホルムグレンも新人王候補の一人です。昨年ホルムグレンはシーズン全休のけがを負い、1試合も出場していないため、今年がルーキーシーズンとなります。2022年シーズンは躍進を遂げたサンダーでフィットがいいホルムグレンがどれだけ貢献できるか注目です。




2人の日本人選手


2023年シーズンの注目はなんといっても2人の日本人です。昨シーズンネッツと契約し、シーズン序盤に得意の3ポイントで東の強豪チームの重要なピースとなっていた渡邊雄太は、今年フリーエージェントでフェニックス・サンズと契約をしました。サンズというとネッツで相性がいいことを証明したケビン・デュラントがおり、ほかにもデビン・ブッカーやブラッドリー・ビールという強力なオフェンシブトリオがいます。当然厳しいマークをされると思いますが、渡邊がいることでスペーシングを広げ、相手の脅威になれることでしょう。

今年の優勝候補筆頭であり、そんなチームで渡邊雄太がどのような活躍をするのか見どころです。

もう1人のNBA選手である八村塁は昨シーズン途中で名門ロサンゼルス・レイカーズに加入し、プレイオフではチームの中心として、球団新記録を作るなど大きなインパクトを残しました。今年はフリーエージェントに集中するため、ワールドカップを辞退しました。

その結果、レイカーズと再契約を果たし、レブロン、ADと優勝を狙います。

プレイオフのようなインパクトをシーズン通してできるのか、今年の躍進に期待がかかります。



まとめ


今年のNBAは戦力が拮抗しており、毎試合接戦が予想されます。熾烈なプレイオフ争いや優勝争いはすでに始まっており、全チームが優勝を目指します。

最高峰のリーグで最強のプレイヤーたちのシーズンを見るのが楽しみです!



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