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  • ryuji ito

「各アワードが発表① MVPはジョエル・エンビードが受賞」

シーズンMVP

NBAにおいてシーズンMVPというのは個人の選手として最高の勲章です。


レギュラーシーズンで最も活躍した選手に授与される賞であり、レギュラーシーズン終了後にジャーナリストやファン投票により選出されます。

昨年はニコラ・ヨキッチが2年連続受賞となりました。


今季は最終候補として3選手まで絞られ、ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、バックスのアデトクンボ、シクサーズのエンビードが選出されました。投票の結果ジョエル・エンビードが自身初となるMVPを獲得しました。


エンビードは今季平均34.6分の出場時間で平均33.1得点(リーグ1位)、10.2リバウンド(同8位)、4.2アシスト、1.7ブロックというとんでもないスタッツを残し、受賞しています。

特徴としてはその圧倒的な得点力、支配力です。

昨年アメリカ人以外で初の得点王に輝き、歴史に名を刻んだエンビードですが、今季は昨年の平均得点をさらに上回る33.1得点を残しています。ハーデン&エンビードのピック&ロールはリーグ屈指の得点力で止められない武器となっています。


エンビードはDFもNBAトップクラスでブロックがリーグ6位とOF、DFともにゴール下を支配しています。

また、クラッチ力もあり、ラスト数秒でのクラッチシュートで逆転勝利という場面を何度もしています。

まさにMVPにふさわしい年になりました。相棒のハーデンからは高級時計をプレゼントされるなどチームメイトから祝福されてるのも見ると感慨深いものがありますね。


NBA優勝するのはどのチーム?

  • 0%ナゲッツ

  • 0%サンズ

  • 0%ウォリアーズ

  • 0%レイカーズ



MIPはマルカネンが受賞

MIPは今季、ジャズのエースとして大躍進を遂げたラウリ・マルカネンが受賞しました。

最終候補に残ったのは今シーズン、エースとしてウエスタン・カンファレンスのプレイイントーナメントに導いたオクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギリシャス・アレクサンダー、ニックスをプレイオフに導き大躍進の年となったニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソン、マルカネンの3人です。

誰が受賞してもおかしくない中でマルカネンが受賞をしました。


マルカネンはシカゴ・ブルズでドラフトされ、そのセブンフッターとは思えない動きの俊敏性、シュート力からスターへの片鱗は見せていたものの、なかなか目が出ず、キャバリアーズにトレードされてしまいました。

キャバリアーズではその器用さを活かし、3ビッグというセブンフッターのマルカネンと同じくセブンフッターのモーブリーをウイングに置き、センターにジャレット・アレンを置くというビッグラインナップを結成しました。

ただ、プレイオフには一つ届かない結果におわったオフシーズンにトレードでドノバン・

ミッチェルを獲得するためにマルカネンをジャズへ放出しました。


ジャズは主力を放出し、再建に舵を切りましたがまさかのシーズン序盤にウエストの上位にいるような強さを見せました。

その強さの要因がマルカネンです。ジャズへ移籍後、自らの体格を生かしたインサイドの得点に加え、アウトサイドシュートも武器にし、平均25.6得点を上げました。

また、8.6リバウンドも残し、FG49.9%、3P%39.1%と高確率で得点を取りました。

ジャズはプレイオフへは出れませんでしたが、マルカネンの躍進など今季多くのサプライズがあり、来年さらなる飛躍が期待できます。


現在オフシーズンに入っているマルカネンは自国のフィンランドの徴兵に参加しているのも応援したくなりますよね。

マルカネンが来期どんな活躍をしてくれるか期待です!


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