top of page
  • ryuji ito

オーバータイムにもつれ込むLA対決はレイカーズが勝利!


11月2日に行われたロサンゼルス・レイカーズ対ロサンゼルス・クリッパーズの1戦はオーバータイムにもつれ込む大接戦となりました。

最終的にロサンゼルス・レイカーズが130対125で勝利し、LA対決を制しました。

LA対決は今シーズン初となり、過去11戦はすべてクリッパーズが勝利しており、レイカーズは12連敗を防ぐ結果となりました。


レイカーズは八村塁がけがで欠場したほか、ゲイブ・ビンセントやジャレット・バンダビルト、トーリアン・プリンスが欠場するなど主力が大きく欠く中での大きな勝利になりました。

対するクリッパーズは主力がほぼ揃っており、昨年度はケガでほとんど揃うことのなかったポール・ジョージとカワイ・レナードの2大エースが揃ってのゲームとなりました。


クリッパーズは先日、トレードでロバート・コビントン、マーカス・モリス、ニコラ・バトゥーム、ケニオン・マーティン、指名権を放出し、ジェームズ・ハーデンとP・J・タッカーを獲得したことを正式に発表しました。

レイカーズ戦にはハーデンは出ないものの、タッカーは出場できる状態になっており、そのタフなディフェンスとコーナー3に期待がかかる試合となります。





試合前半


試合前半、レイカーズはデイビスやラッセルで得点を重ねていき、そこにウッドも続く形で得点を重ねていきましたが、前半はカワイ・レナードがエンジン全開で次々と得点を奪っていき、13点のリードを奪います。レナードを止めたいレイカーズはキャム・レディッシュやレブロンがマッチアップしますが、止まらず、そのまま前半はクリッパーズが13点のリードを奪って終了します。


3クォーターに追いつきたいレイカーズはスモールボールを使ってくるクリッパーズに対して、昨年度多用していた3ガードをやめ、クリスチャン・ウッド、ジャクソン・ヘイズ、アンソニー・デイビスという3ビッグで応戦し、そのサイズでクリッパーズを徐々に追い詰めていきます。

3ビッグを見たとき、スペースと機動力がなくなり、点差を広げられるのではないかと思いましたが、ここでデイビスやウッドがそのサイズで外角シュートを許さず、中にドライブに行くとウッド、ヘイズ、デイビスの誰かがブロックに飛んでくるという効果的な戦略でした!

レイカーズはレブロンを温存した時間に点差を詰めることができ、3クォーター終盤に逆転に成功します。

そのまま勝負の第4ウォーター、そのままレイカーズが突き放すと思いましたが、ポール・ジョージが連続でショットをクリエイトすると、ウェストブルックも重要な場面で3ポイントを決めて、レイカーズについていきます。

レイカーズはレブロンがドライブや3ポイントでクリッパーズを突き放し、試合を終わらせに行きます。残り20秒ちょっとでレイカーズが3点リードでクリッパーズボール、クリッパーズはここでシュートを決めないと敗北が濃厚になる場面でポール・ジョージが放った3ポイントは惜しくも外れましたが、審判はマッチアップしていたキャム・レディッシュのファイルをコールしました。レイカーズはチャレンジを使用するものの失敗でフリースローが3ショット与えられます。プレッシャーの中、ポール・ジョージが3本とも成功させ、同点に追いつきました。ラスト数秒レイカーズボールでラッセルがショットを放つも決まらず、オーバータイムとなりました。




オーバータイムの死闘


オーバータイムで先制したのはクリッパーズです。レナードがショットを決め、リードを取りましたが、ここでポール・ジョージが痛恨のファイルアウトで退場!4クォーターから調子が上がっていたポール・ジョージだけにクリッパーズには痛い交代となりました。

その隙を見逃さず、レイカーズがリードし、最後ウッドがプットバックを決めて、試合を決定づけました。


この試合ではレブロンが35得点12リバウンド7アシスト、デイビスが27得点10リバウンド4ブロックを記録し、さらにラッセルも27得点6アシストをマークしました。

クリッパーズはレナードが38得点6リバウンド5アシスト、ジョージが35得点6リバウンド、ウェストブルックが24得点、11リバウンド、8アシスト、4スティールを記録しています。

この試合は得点などのスタッツ以外にも、出場時間に注目が集まっています。

レブロンに至ってはNBAで最も高齢なプレーヤーですが、42分も出場しています。

ほかの選手に関しても、デイビスは47分、ウェストブルックは43分、レナードが41分、ポール・ジョージが36分となっています。

デイビス以外は全盛期が過ぎ、30代中盤のベテラン選手にも関わらず、40分近く出場しているというこの試合は現在のNBAの状況をよく表しているようにも感じ、ベテラン選手がまだまだNBAのトップにいる





まとめ


注目のLA対決ですが、今回はレイカーズに軍配が上がりました!

ただ、クリッパーズは新加入のハーデンが加わると全く別のチームになります。

また、レイカーズもけが人が復帰した時に今回とは違うチームになっており、次回のLA対決は今回とまた違う展開が見られると思います!

次回はハーデンがチームを勝利に導くのか、それともレイカーズが復帰した選手の活躍で2連勝を飾るのか、大注目です!




このウェブサイトは株式会社WASABIZによって運営されています。無断複製、転載を禁止します。



bottom of page