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  • iguchi8016

2022-23気になるトピック(後編)

●オフコート編

みなさん前編の「オンコート編」は読んでいただけましたでしょうか!

続いて後編は「オフコート編」コートの外に関わるトピックをチョイス。みなさんのマイチームに影響のあったコート外の出来事はあるでしょうか!?それでは振り返りレッツゴー!



1. 新B1カウントダウン開始

今シーズンは2026‐27シーズンから開始される、新B1(2026年10月開幕予定)に向けての審査が開始されたシーズンでした。2024年10月に発表される予定の初回審査に、1次審査での通過を狙う球団は、下記の基準を満たすためにファイトしたことになります。審査は1~4次までありますが、下記基準が達成できなかったチームは、自動的に2次審査以降に回り、クリアすべき数字があるシーズンという事を、ファン・ブースターは知っておいた方が良いと思います。


●新B1入会基準

・審査は1~4次まである

・バスケットボール関連事業以外の売上は20%以内


【1次審査】

・入場者数:平均4000名以上(2期連続)

・売上高:12億円以上(2期連続)

・アリーナ

:2026-27~28-29シーズンまでに新設アリーナ基準充足orその確からしさ

:カーディング設定可能な109日確保


【2次審査】

・入場者数:平均4000名以上(1期)

・売上高:12億円以上(1期)

・アリーナ

:2026-27~28-29シーズンまでに新設アリーナ基準充足orその確からしさ

:カーディング設定可能な109日確保


【3次審査】

・入場者数:平均4000名以上(1期)

・売上高:9億円以上(1期)

もしくは

・入場者数:平均3000名以上(1期)

・売上高:12億円以上(1期)


・アリーナ

:2026-27~28-29シーズンまでに新設アリーナ基準充足orその確からしさ

:カーディング設定可能な109日確保


【4次審査】

・入場者数:平均3000名以上(1期)

・売上高:9億円以上(1期)

・アリーナ

:2026-27~28-29シーズンまでに新設アリーナ基準充足orその確からしさ

:カーディング設定可能な109日確保


●タイムテーブル

・2022‐23 シーズン審査(新B1初年度)

・2023‐24 シーズン審査(新B1初年度)

・2024年10月 初回審査

・2026年10月 新B1開幕(新B2、B3開幕)




2. チケット・シーズンパス価格

Bリーグファイナルのチケット価格の変化についてはファイナルのレポートで紹介しました。

コロナによる入場制限が緩和された今シーズンですが、チケット価格は上昇傾向でした。プロバスケの価値向上を感じるとともに、観戦回数を減らすことになった、長年マイチームを応援されているご家族の話を聞く機会があり、リーズナブルな価格で観戦機会が保てる方法も、模索したいと感じました。

 シーズン終了後から新シーズンのシーズンパス価格が発表されていますが、長いファン・ブースターからは、チームや選手が潤ってほしい気持ちの反面、値上げへ悲鳴の声も聞こえてきました。その背景には価値をあげる取り組みとともに、球団が追いかける、新B1へ売上必達目標があることも知っておくべきかと思います。



3. アジアで勝つ

シーズンの合間には、2021-22シーズン優勝・宇都宮と、準優勝・琉球が出場した、EASL(東アジアスーパーリーグ)が開催されたました。当初はレギュラーシーズンと並列して、ホーム&アウェイを戦うという構想でしたが、コロナにより宇都宮ラウンドと、沖縄ラウンドで集中開催に変更。規模縮小にともない賞金も見直されました。レギュラーシーズンと両立できるか?注目が集まりましたが、集客や盛り上がりの課題はありつつも、大ケガもなく、集中開催であれば実現できた、という実績は作れました。関係者も運営の課題を隠しませんが、現状は新シーズンでは再びホーム&アウェイ開催を目指す構想に戻るはずで、両球団も実施される前提で取り組んでいるはずです。キングス、ジェッツブースターは心の準備しておきましょう。



4. アワード・オールスター選考

大きな反響のあったアワード選考。選ばれた選手たちのパフォーマンスにはノークエスチョンの方が多いと思います。一方で選考方法・投票方法については見直しの時期がきているかもしれません。怒られるかもしれませんが、強い賛否が起きたこと自体が、個人的にはポジティブと思っていて、実業団時代は気にもされないような事が、マイチーム・マイ選手に熱くなれるファン・ブースターが、それだけいるということだと思います。その熱量に応える体制づくりが、求められていると捉えました。

 5対5で10人しかコートに立てないバスケで、外国籍オンザコート2+帰化orアジア枠1とすると、10人中6人が海外にルーツを持つ選手が、コートの過半数を占めている試合が多いはずです。現在のベスト5の選考方法にある「外国籍選手は2名まで選択可。ただし、帰化選手およびアジア特別枠選手は外国籍選手には含まれない」というルールが現実に即するかたちなのか。ベスト5投票ではなく、ポジションごとに1stチーム、2ndチームなどとすべきか。などなど、議論が進むことになるんだと思います。

 さらにこれを機にオールスターの選考方法・投票方法についても、見直しの機会としても良いのかなと思います。個人的には、プロバスケOBや選手会などが、選考方法・投票方法のあり方に参加してくれると、ファン・ブースターも喜ぶのかなと感じています。



5. SNS戦争

シーズンの熱量と共にヒートアップした感があるのがSNSでのケンカ、暴言など。私の周りはそういう争いに参加しない人ばかりなので、ここでコメントする事も関係ないみなさんには申し訳ないのですが・・・

仲間に聞くとTwitterの表示システムが変わったからではないか?など意見をもらいつつ、今まで目立ったなかった誹謗中傷コメントが、特に気になったシーズンのような気がします。SNSを活用したプロモーション、マーケティングとともに成長してきたBリーグですので、不要な炎上や、気分を害す人が減るようになって欲しいと願います。


以上、前・後編の2回に渡ってお届けした、2022-23シーズン気になるトピックでした。

マイチーム・マイ選手以外のBリーグ全体に影響のあるトピックも知ると、より深く楽しんでいただける要素が見つかるかもしれません!

 

■過去コラム


バスケットボールコメンテーター

井口 基史(イグチ モトフミ)

1979年生まれ/鹿児島県出身

座右の銘

「一緒に日本のバスケを熱くしよう」


鹿児島南高-愛知学泉大-カリフォルニア州立大ベーカーズフィールド校-ベーカーズフィールドカレッジ出身。アメリカ留学後にFIBA国際代理人資格をアジア初の受験取得。国内プロリーグ発足後まもなく資格を返納しチームスタッフへ。富山-滋賀-岩手-大阪でスカウト/通訳/GM/スポンサー営業/球団社長を経験。現在はユース・プロ・日本代表までバスケットボール中継で熱量高めの解説を務める。



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